すべての始まりは、焼肉との出会い。 ヤンチャな学生時代を送った私は、北九州市の有名焼肉店に8年間勤め、アルバイトから店長まで経験しました。 そんな中、ある数冊の本をきっかけに、自分の考え方や価値観は「自分さえ良ければ」から「社会や世の中のため」という大きな志に変わっていったのです。 そして、2007年に『太陽の船 株式会社』を設立。 幼い頃から歩いていた北九州市・金田という地域に、「焼肉 菜好牛」をオープンしました。 『太陽の船』が考える“外食業界の力” 『太陽の船』が創業以来、大切にしていることは、 「お客様に悦びと感動を提供すること」、 「お客様の幸福に貢献することで、会社に携わるすべての人々の幸福を追求すること」。 現在は焼肉店だけでなく、海鮮をメインに扱う居酒屋や フレンチ×イタリアンの本格派ビストロ、地域に愛されるパン屋など、 さまざまなジャンルのお店を展開しています。 悦びと感動を与えるお店が増えれば、お客様が喜び店へと足を運んでくださる。 すると、業者さんの仕入れ量が増えて、業者さんも喜ぶ。 売り上げが上がれば従業員のボーナスが増え、家族が喜ぶ。 このように「悦びと感動」が、良いルーティーンを生み出すのです。 夢のため、私たちは走り続けます。 現在、飲食業界は危機的な経済状況で、過去最大級の壁が立ちはだかっています。 このピンチをチャンスに変えて新たな取り組みや提案を熟孝し、地域にとって必要な存在になれるよう、外食を気兼ねなく楽しめる未来を目指して全力を尽くしてまいります。 大津 昇平 ─Otsu Shouhei 鹿児島県生まれ。10歳まで姫路で過ごし、その後北九州へ。友人と訪れた焼肉屋をきっかけに一新。翌日、北九州の有名焼肉店の面接を受け、そこで約8年間勤めて店長まで昇進する。31歳で独立し、’08年に焼肉「菜好牛」を開業。現在は、北九州市、福岡市、東京・西早稲田で全18軒の飲食店を展開する。